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保証機関と保証債務の履行

保証機関に保証料を支払ってから融資の実行までの流れは?

保証機関に保証料を支払ってから融資の実行までの流れは以下のようです。

■保証機関に債務者が保証料を支払う。
           ↓
■保証機関が債権者に保証委託契約証書を預け入れる。
         ↓
■抵当権の設定登記が終了する。
         ↓
■融資が実行される。

住宅ローン利用者が返済不能になった場合はどうなるのですか?

もしも、住宅ローン利用者(債務者)が住宅ローンを返済できなくなった場合には、延滞した月から6か月以降に、債権者である貸主は保証機関に保証債務の履行を請求することになります。

この保証債務の履行を請求することによって、債権者の債権は回収されることになります。

一方、保証機関は、貸主に対して借主の代わりに住宅ローンの残債分の支払いをしましたので、その分の弁済金を償還するように住宅ローン利用者(借主)に求めることになります。

これが求償権です。

保証機関による保証というのは、融資を受けるために必要なものですが、それは決して返済不能になった人を救済するシステムではありませんので注意したいところです。


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