民間融資とフラット35の融資条件(融資額等)の違いについて
民間融資とフラット35の融資条件である、融資額、物件検査、手数料、担保、保険等の違いは次のようなものです。
■融資額について
民間融資の融資額は最高で1億円など、融資率は購入金額の100%のケースもあります。
一方、とフラット35は全国一律8,000万円で、融資率は購入金額の90%です。
■物件検査について
民間融資は物件検査については特に条件はありませんが、フラット35の場合は適合証明機関による設計・現場検査が必要で、費用は利用者の負担になります。
■手数料について
民間融資の融資手数料、繰上返済手数料は金融機関によって異なります。
一方、フラット35の融資手数料は金融機関によって異なりますが、繰上返済手数料はかかりません。
■担保・保証について
民間融資は、各金融機関の保証会社が融資物件に抵当権を設定します。また、保証料は、基本的には一括払いですが金利込みの後払いもあります。
一方、フラット35は、融資の対象になっている土地建物に、住宅金融支援機構を第1順位の抵当権者とする設定登記をします。また、保証料は不要です。
■保険について
民間融資は、団体信用生命保険と火災保険ともに加入が条件になっています。
一方、フラット35は、団体信用生命保険への加入は任意です。また、火災保険への加入が条件になっています。 |